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読んで「分かった」は意味がない
見てもらうと分かりますが、店長候補指導要領は、対象の店長候補さんに渡して読んでもらう部分だけを見ると単なる読み物のようになっています。さらっと読み通すだけなら何時間もかからないでしょう。

しかし、もちろんそれだけではあまり意味がありません。一般にお店で使われているマニュアル類も同様のことが言えますが、とりあえず一読すれば、ほとんどの人が「分かりました」というはずです。でも、それを真に受けてはなりません。

マニュアルそのものはそれだけで独立して完結するものと考えるべきではなく、お店で指導を行う時は、そのマニュアルを含む指導の全体像を想定して使わないと不完全な効果しか期待できません。

特に、ここで店長候補さんに指導しようとする内容というのは、

2 オペレーションに内在する考え方、相互の関連性、法則、方針といった抽象的な事柄

であって、そもそも一読して「会得」できるようなものではないことはご存じのとおりです。

本人が「分かりました」と言ったのは、いわばそこに書いてある日本語が分かりました、と言っているに等しいです。

しかも、じゃあ少なくとも書いてある日本語はちゃんと分かったんだな? と言うと、ほとんどの場合それすら疑わしいでしょう。試しに、書いてある内容を、ちょっとだけ表現を変えて質問してみると、多くの人がとたんにこたえられなくなります。その答えは明らかに本文中に書いてあるにもかかわらずです。

つまり、最初に一読して「分かった」と言わせることにほとんど何の意味もありません。

ですから、第一に、本人が分かったと言おうがどうしようが関係なく、

・飽きるくらい繰り返し熟読させること

が必要です。
店長、店長候補、アルバイトの疑問もお気軽に。
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